出版:Creative Neighborhoods -住環境が新しい社会をつくる
2017.04.05

2014年、2015年に行った国際シンポジウム、Creative Neighborhoodsの内容をまとめた書籍が誠文堂新光社から出版されました。
▽amazonへのリンク
https://www.amazon.co.jp/dp/4416916302/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1491372455&sr=8-1&keywords=creative+neighborhoods/
これからの建築・都市そして社会のありかたを、「居住・生活」を中心とした“Creative Neighborhoods(創造的な地域社会・空間)”という新たな主題を通して考える。
これは、横浜国立大学大学院/建築都市スクール“Y-GSA”が、国際シンポジウム、そして横浜国立大学先端科学高等研究院での「次世代居住都市」研究を通して育ててきた概念である。
建物単体でもなく、都市計画のようなマクロなスケールでもなく、「ネイバーフッド」という地域の単位に着目し、そこに生きる人と人、人とモノ、そして地域・社会との新しい関係性(つながり)を空間と仕組みから組み立て直すことで、創造的な地域社会・地域空間づくりを目指す。
<目次>
住まいからつくる新しいつながり、つながりからつくる新しい住まい 寺田真理子
第一章 Initiative for Neighborhoods
イニシアティブをめぐる8のキーワード 山道拓人
街への愛着のために 槇 文彦
参加型デザインと統合する力 ディエゴ・トーレス
WOWアムステルダム ボス・エン・ロマー地区の再生を誘導する都市のツボ ケース・ファン・ラウフン
第二章 Commons for Neighborhoods
コモンズをめぐる8のキーワード 辻 琢磨
コモンズの歴史的存在と現代における意味 北山 恒
住まうこと、それはすべての人にとっての喜びと豊かさ ジャン・フィリップ・ヴァッサル
建築のコモナリティ 塚本由晴
第三章 Informality for Neighborhoods
インフォーマリティをめぐる8のキーワード 連 勇太朗
インフォーマルのパターン:概説 ロドリゴ・ペレス・デ・アルセ
小さな風景とインフォーマリティ 乾 久美子
都市開発をめぐるフォーマルとインフォーマルの関係 ライナー・ヘール
<著者>
・槇 文彦:槇総合計画事務所代表
・ディエゴ・トーレス:ELEMENTAL(チリ)パートナー
・ケース・ファン・ラウフン:都市開発ディレクター、KEESVANRUYVEN/urbanism in Amsterdam主宰
・北山 恒:architecture WORKSHOP主宰、法政大学教授
・ジャン=フィリップ・ヴァッサル:建築家、Lacaton&Vassal共同主宰
・塚本 由晴:アトリエ・ワン共同代表、東京工業大学大学院教授
・ロドリゴ・ペレス・デ・アルセ:Escuela de Arquitectura, Pontificia Universidad Catolica de Chile(PUC)教授
・乾 久美子:乾久美子建築設計事務所主宰、横浜国立大学大学院教授
・ライナー・ヘール:建築・都市計画事務所「BAU」主宰、ベルリン工科大学客員教授
・寺田 真理子:横浜国立大学大学院”Y-GSA”スタジオ・マネージャー、横浜国立大学大学院准教授
・山道 拓人:ツバメアーキテクツ共同主宰
・辻 琢磨:403architecture[dajiba]共同主宰
・連 勇太朗:NPO法人モクチン企画代表理事、横浜国立大学大学院客員助教
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